前年に発売されたアーケードゲームの移植版であるファミコン版は、画面が横向きに変更されたため、迷路の形が異なり、若干の違和感があるものの、ゲーム性はほぼそのまま維持されています。難易度は高く、宝箱の出し方を理解するためには攻略本が必須でした。特に、ケイブンシャやJICC出版局、アスキーから発売された攻略本は、当時としては異例の多さでした。著者はJICCの攻略本を持っており、アーケード版との違いやエピソードが豊富で、非常に読み応えがあったと述べています。

ゲーム内では、宝箱の出し方に苦労しながらも、最終的にはエンディングに到達。エンディングはシンプルながら感動的で、当時はその意味を理解できなかったものの、BGMに満足していたと振り返ります。また、エンディング後には「裏ドルアーガ」がプレイ可能で、著者は攻略本を参考にしながらも、裏の方が楽しめたと感じていました。裏ドルアーガのエンディングではキャストが紹介されることが特に印象に残り、プレイのモチベーションとなったようです。