1985年に発売された衝撃のミステリー、『ポートピア連続殺人事件』についてご紹介します。このアドベンチャーゲームは、エニックス(現:スクウェア・エニックス)がファミコン向けにリリースし、堀井雄二氏がシナリオからプログラムまで手掛けました。プレイヤーは刑事となり、相棒のヤスと共に神戸で発生した殺人事件を捜査します。

物語は神戸市中央区花隈町から始まり、被害者は「ローンやまきん」の社長・山川耕造。彼の死体が密室で発見され、プレイヤーは証拠を集めながら事件の真相に迫ります。ゲームはコマンド選択型で、当時のファミコン初のアドベンチャーゲームとして斬新でした。特に、相棒のヤスのユーモラスなセリフが印象に残ります。

また、BGMがない静寂の中でのプレイが不気味な緊張感を生み出し、山川の死体が発見されたシーンではリアルな演出が恐怖心を煽ります。さらに、ゲームの難所である「地下迷路」では、多くのプレイヤーが苦しむことに。セーブ機能がないため、緊張感を持ってプレイし続ける必要があります。

物語が進むにつれて新たな謎が現れ、終盤には相棒のヤスが重要な役割を果たす衝撃的な展開が待っています。この作品は巧妙なシナリオと独特の演出で、当時のゲーマーに強烈なインパクトを与えました。『ポートピア連続殺人事件』は、今でも多くの人々に愛され続けています。