【画像】歴代の幕内外国人力士を番付順に紹介する[蒼国来(東前頭2枚目)]< 13 >


蒼国来は、モンゴル出身の相撲力士で、荒汐部屋に入門し、初土俵を踏んだ後、順調に昇進を果たしました。彼は7歳からモンゴル相撲に親しみ、16歳で全国優勝を果たし、レスリングでも実績を残しました。2003年に荒汐親方に直談判し、荒汐部屋に入門。初土俵は同年9月で、序ノ口優勝を果たし、以降も順調に昇進を続けました。

しかし、体調を崩し、番付が大幅に落ちることもありました。2009年には幕下での長い低迷期を経て、十両昇進が決定。これは中国人力士としては36年ぶりの快挙でした。2010年1月場所から新十両として活躍し、数場所連続で勝ち越しを果たしましたが、八百長問題により解雇されることになります。

解雇後は、2年半のブランクを経て2013年に幕内復帰。復帰当初は苦戦しましたが、徐々に調子を取り戻し、2014年には十両優勝を果たし、再入幕を果たしました。その後も怪我や体調不良に悩まされながらも、幕内での地位を維持し続けました。

2017年には初の三賞を受賞し、自己最高位の前頭2枚目に昇進。しかし、2018年には怪我の影響で低迷し、関取の座を失う危機に直面しました。2019年には幕下優勝を果たし、再び十両復帰が決定しました。蒼国来は、数々の困難を乗り越えながら、相撲界でのキャリアを続けています。